日時:2025年2月7日(土)
活動場所:せせらぎ池周辺
人数:42人

<今回の活動>
〇防除活動
クズ 47.53kg
〇せせらぎ館周辺の野鳥観察会
〇ドローン画像×AIワークショップ~みんなで作るアレチウリ検出AI~
〇タコノアシ継続調査
〇葛掘り(午後)

■せせらぎ館周辺の野鳥観察会
観察会では5つのグループに分かれ、グループごとに観察する野鳥を決めて集中的に観察を行いました。
その中で私のグループはオオバンを担当することになりました。個人的には地味な鳥だなあという印象だったのですが、もさこさん&しまこさんからオオバンの特徴的なことをいろいろ教えてもらうと観察にも熱が入ります。
この日は、ちょうど観察を始めた頃から降り出した粉雪が降り続き、非常に寒い中での観察会となりましたが、グループの皆さんはとても熱心に観察を行い、いろいろな発見をしてくれました。仲間と一緒に観察することで自分一人では気づけないところも気づけるのがグループでの観察のいいところですね。
また鳥の行動をじっくり観察することの大切さも理解することができて有意義な時間を過ごせました。
(アキコ)

インコを飼っていて「鳥好きなんですよ」とおっしゃる方がいらっしゃいました。
すごく集中して観察していて、「かわい~」と何度もつぶやいていました。
でも実は、これまでほとんど鳥を観察した経験がなかったそうです。
そんな方に、保全活動を通じて野鳥観察という初めての体験をしてもらえたことが、本当に意義深いなと感じました。
(のん)

昨年の1月に続き、2回目の野鳥観察会を行いました。
昨年と同様に、二ヶ領宿河原堰に来る水鳥たちをメインに観察しましたが、今年は初の試みとして参加者の皆さんを5つのグループに分け、グループごとに1種の鳥を指定して姿や行動をじっくり観察してもらいました。そしてシートに気づいたことを記入し、観察後に各グループから発表してもらいました。
身近な鳥たちにもっと目を向けてほしい、じっくり観察すれば面白い生態や行動が見えてくる、と常々思っていましたが、言葉だけでは伝わりにくいと思い、このような方法を考えてみました。
雪がちらつく非常に寒い日で視界も暗かったのでうまくいくか不安でしたが、皆さんとても熱心に観察されていて、私も気づかなかったようなことをいろいろ教えていただけました。
せせらぎ池の保全活動は、鳥を含む様々な生き物が生息しやすい環境を整えることを目的としています。身近な鳥たちを知ることで、保全活動へのモチベーションに繋がると良いなと思っています。
(しまこ)

■ドローン画像×AIワークショップ~みんなで作るアレチウリ検出AI~
今回は、2025年の夏にせせらぎ池で撮影したドローン画像を使って、アレチウリ検出AIを作るためのトレーニングデータを共同で作成するワークショップを行いました。AI技術についての概要と、実際にAIがどの様に画像の特徴を学習しているのか、という内容をご紹介しました。
ワークショップでは複数のグループに別れて、それぞれのグループで担当する画像をアレチウリ有無に分けていき、最後はそれらを統合して画像分類AIを訓練しました。結果として、高い精度でドローン画像に含まれるアレチウリを正確に検出できるAIを構築することができました。
「ゲーム感覚で楽しかった」という声もいただき、今後もアレチウリだけでなく、希少種の検出や、鳥の分類など、楽しみながら保全の知識も増やしていくことができるワークショップを企画していければと考えています。
(しましょー)

■タコノアシ継続調査
タコノアシの周囲の植物もほとんどが枯れ、タコノアシの発芽もまだのため今月はタコノアシ保全の活動はなく、ワークショップの後に様子を見に行きました。
タコノアシは枯れているものの多くは倒れておらず、赤い色が枯れ草の中で目立っていました。花穂を揺らしてみましたが、すでに種子は落ちてしまっているようでした。
来月、どれくらい発芽するのか楽しみです。
(わけー)

■葛堀り
午後からはクズ掘りを行いました。
多くの方が雪のちらつく中、クズを掘りに来られました。まずは準備運動をして怪我予防。
移動して、なぜこの場所でクズを掘るか、どれがクズなのかをレクチャーしてもらいました。
初めましての方もたくさんいる中で最初は遠慮気味にスタートしますが、同じ作業をすると知らない人でもだんだん会話も増えてコミュニケーションが自然ととれるようになるのが私の好きな時間でもあります。
みんなで雪が降る中クズを掘るというのもなかなかできないよい経験をさせてもらいました。
(もさこ)

クズを掘っていたら、ニホンアカガエルの冬眠姿に出会いました。まだ眠そうだったのに、起こしてしまってごめんね〜と言いながら、みんなでそっと観察しました。せせらぎ池の周辺には、こんなにたくさんの生きものが暮らしているんだと実感できました。
2回のクズ掘りで80kg以上の葛を掘り起こしたので、土壌シードバンクからどんな植物が芽を出してくるのか、春が楽しみです。
(のん)

■せせらぎ池の生きもの
生きものギャラリーにて、せせらぎ池周辺で撮影した生きものの写真を随時更新中です!

■翌月の活動について
保全活動後に、せせらぎ池やこの保全活動をより深く知るための講演会がありますのでお楽しみに!
詳細はTOPページをご覧ください。