台風一過のせせらぎ池で植物観察

昨日、金曜の暴風雨から、打って変わってよく晴れた土曜の朝。心なし、暑さも少し和らいでいるよう。
川の水量が増えたので、二ヶ領宿河原堰は水門を一部開けて放水中です。
せせらぎ池周辺の浸水が心配でしたが、水はすっかり引いていて保全活動の支障になることもありませんでした。
さて恒例の植物観察です。



アレチヌスビトハギの花は宇宙人みたい!
メヒシバは穂から小さな尻尾の様な物が沢山出てますが、これは雌しべ。イネ科の花はユニークですね。
こちらも花がユニークです。


アリタソウの白くて丸っこい部分は雄しべ。雌しべは小さすぎてよく見えない。
オオブタクサは黄色いのが雄花。雌花は雄花の根元につくみたいですが、撮影した部分に雌花はなかったので、次回オオブタクサを見つけたときは雌花を探してみようと思います。

アレチウリ以上にはびこって、在来種ですがなかなかやっかいな存在のクズも花を咲かせています。
南国の花を思わせる、大きくて鮮やかな花です。
夏になってから、活動後は暑すぎて植物観察どころではないので、活動前の早朝に観察をしています。
だいたい1時間くらい前に来て、せせらぎ池周辺を徘徊しているのですが、いつも時間が足りません。
毎回初めて見る植物があり、せせらぎ池周辺の植物の種類の多さに驚かされます。
せせらぎ池は正しく、生物”多様性”保全活動にはうってつけの場所ですね!
今後も楽しみながら、活動を続けていきたいです。
投稿者:アキコ