【報告】博物ふぇすてぃばる11に出展してきました
2025年7月20日と21日、東京ビッグサイトで開催された博物ふぇすてぃばるで出展してきました。

博物ふぇすてぃばるは、自然科学、生物学、古生物、鉱物、化学、数学、物理学、人文科学、考古学、歴史、天文学、工学など、博物学や様々な学術ジャンル、蒐集ジャンルを題材にした創作・展示・研究の販売・発表イベントです。
参考:博物ふぇすてぃばるHP
実は、僕は去年、純粋にお客様として博物ふぇすに遊びに行ったのですが、とりわけ生きものや自然科学の販売ブースが多い印象で、私たちのような生物多様性保全活動も馴染みやすいイベントと感じて、出展を決意しました。
せせらぎ池生物多様性保全活動としても、個人としても今回が初めての出展で、準備の段階からてんやわんやで大変でしたが、それでも、最近、活動内容が充実してきていることもあり、盛りだくさんの資料で出展を迎えることができました。
これも、ひとえにボランティアの皆さんのおかげです。
また、今回は、川崎市のご協力を仰ぎ、市作成の生物多様性に関するパンフレット「生物多様性と私たち」を100部提供いただき、配布しました。
私たちと生物多様性の関係がシンプルに分かりやすく解説されており、また、誰でも今日から取り組める生物多様性保全につながる行動を分かりやすくまとめた資料となっています。
生物多様性に興味ある方も、まだあまり生物多様性にピンと来ていない方も、ぜひ一度、目を通してみてください。
川崎市作成パンフレット 生物多様性と私たち

さて、ついに出展当日です。久々に訪れた東京ビッグサイトの大きさに圧倒されながら、会場入りしてせっせとブースを設営します。


会場は想像していた以上に販売ブースが多く、私たちのように活動紹介だけが目的のブースは少々アウェーな印象でしたが、非常にたくさんの方に足を運んでいただき、300枚以上のチラシを配布して、大成功の出展となりました。

多摩川河川敷に生息する昆虫の生体展示をきっかけに足を止めてくれる方がたくさんいたり。

今年度から始めたドローンを活用した植物調査活動や、希少種タコノアシの保全・調査活動に関心を持っていただける方も多かったり。
ボランティアメンバーの個性が溢れる出展で、幅広く皆さんに関心を持っていただけたと感じています。
会場での手ごたえはもちろん、出展をきっかけに活動に申込みいただいた方が何名かいらっしゃり、とても良い宣伝の機会となったと感じています。
また、ちょっと興味がある方から、ご自身で保全活動をされている方まで、生物多様性に関心がある様々な方とお話しすることができ、生物多様性に関する談議に花を咲かせることができました。
こうした場で、保全活動主体が話すことが、より多くの人と生物多様性保全の重要性を共有するきっかけになると実感できたため、今後も積極的に出展の機会に足を運びたいと考えています。



せせらぎ池生物多様性保全活動では、生き物や生物多様性に関心はあるけど、なかなかフィールドに足を運べない方にとっては、フィールドに踏み出す入り口になることを目指して。
生き物や生物多様性が好きで、色々動いている方にとっては、仲間を見つけたり、関心の幅を広げたりできるような場となることを目指して、活動を継続していきたいと考えています。
今後も、色々な機会で出展ができればと考えていますので、お見かけされた際は、応援よろしくお願いします!
投稿者:カジキ