4月18日~5月9日の間に5回、明治大学農学部倉本先生の実験がせせらぎ館とその周辺を使って行われました。
4月18日農学実験 多摩川高水敷の植生(質的な調査) 
4月22日地学実験 せせらぎ館の衛星写真で多摩川流域の説明と石の説明。宿河原堰の見学・決壊について説明。
4月25日農学実習 野鳥とコウモリ
4月29日地学実験 多摩水道橋の上流の河原で、1m✕1mの範囲を設定しその中の石の比較。

5月9日農学実験 多摩川高水敷の植生(量的な調査)では、保全メンバー4人も参加させていただきました。
1m✕1mを1グループ5人で担当。
その範囲内の植物を4グループに分けて、根元からをすべて採集。
1.アレチウリ(1個体ずつ葉数と高さを計測)、2.クズ、3.その他の生きた植物、4.リター(枯れた物)を全て採取
ここまでは保全メンバーも参加してせせらぎ館下の河原で行い、その後大学に持ち帰り乾燥させて重さを量るという事でした。
学生の皆さんは、この実験を元にレポートを提出だそうです。

実験見学参加という貴重な機会をいただきました。
今回は二年生の実験でした。様々な実験をしそこから答えを見つけることを積み重ねて、「科学的な思考」を手に入れていけるのでしょう。
私たちも保全活動を続けていくうえで、「科学的な思考」を意識していかなければならないと思いました。
(緒方)

農学部の実験ということで、もっとガチガチやっているのかと思っていたら、皆さん和気あいあいとした雰囲気で、楽しく作業を進められていたようでよかったです。
私達の保全活動の方でも、こういった実験的な作業を加えられると活動の幅も広がり、より興味深いものになりそうだなあと思いました。
(アキコ)

今回は授業のお手伝いをしながら、沢山の学生の方々と交流をすることができました。参加前は固い雰囲気の実験だと思っていたのですが、実際は和気あいあいとした雰囲気だったのが個人的に意外で、楽しめました。また、植物の採集時に色々な昆虫も数多く観察でき、そこも良かった点かなと思います。
(飯田)