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二ヶ領宿河原堰
改築
20年記念講演会
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日時:令和2年(2020年)1月25日(土)13:00〜15:35
 場所:宮前市民館大会議室
平成11年(1999年)に現在の二ヶ領宿河原堰と二ヶ領せせらぎ館が完成し、令和元年(2019年)に20年を迎えました。これを記念し、二ヶ領宿河原堰等をテーマとした講演会が開催されました。
多摩区をはじめ他区民など約60名の方々が参加されました。



◆開会(主催者挨拶)
国土交通省関東地方整備局 京浜河川事務所長 澁谷慎一氏
二ヶ領宿河原堰改築20年に当たり、関係者を講師に迎え「歴史や役割」を知っていただくため、「二ヶ領宿河原堰の改築事業」の他、同じく完成後20年となる「二ヶ領せせらぎ館」、また、二ヶ領宿河原堰から取水している「二ヶ領用水」の3つをテーマとした講演会を開催しました。ご多忙の中、 多くの市民の方々に参加していただき改めて感謝したいと思います。
◆来賓挨拶
川崎市副市長 藤倉茂起氏



◆講演1
「二ヶ領宿河原堰改築事業の概要」
株式会社東京建設コンサルタント 東京本社長 成田一郎氏
講演の概要
「二ヶ領宿河原堰改築事業」を
1)宿河原堰周辺の状況
2)改築の基本方針〜京浜工事事務所の思い〜
3)課題と対応(起伏式ゲートの採用)
4)起伏式ゲートの採用に向けた具体的対策
5)その他の配慮事項
6)「多摩川決壊の碑」に刻まれている碑文
 
スライドを使って分かり易く説明されました。



◆講演2
「二ヶ領せせらぎ館の活動の歩み」
NPO法人多摩川エコミュージアム 副代表理事 升田修二氏
講演の概要
「二ヶ領せせらぎ館の活動の歩み」を
1)「二ヶ領せせらぎ館」、「多摩川エコミュージアム」の設立の経緯と目的
2)「二ヶ領せせらぎ館来館者数」の推移
3)歴代館長、代表理事、二ヶ領せせらぎ館を支える仲間たち
4)20年間の歩み
5)活動分野と実績
6)成果物で見る歩み
7)主な活動実績・受賞歴
8)30年に向けての課題


 今年度、来館者 50万人を達成し、二ヶ領せせらぎ館開館20周年で、
年間を通して「多摩川をまちのひろば」にという想いで活動を展開して来ました。活動の一つである「エコ★カップいかだ下り」は10回を超えています。「子どもゆめ基金」で昨年に続いて「河童の川流れ」、「せせらぎ館夏休み体験教室」等開催しました。その他、今後の運営方針、せせらぎ館の展示風景、せせらぎ館での行事内容、協賛事業等をスライドを使って分かり易く説明されました
講演を聞いている来場の皆さん



基調講演
「多摩川と二ヶ領用水」
  神奈川県立歴史博物館 学芸部長 望月一樹氏
「多摩川と二ヶ領用水」を
1)二ヶ領用水の歴史や取水口・流路
2)用水が流れていた村など
 を江戸時代の絵図を元にスライドを使って分かり易く説明されました。
3)近代以降の二ヶ領用水
4)上水道、工業用水としての利用、円筒分水について
 をスライドを使って分かり易く説明されました。



◆閉会あいさつ
 国土交通省関東地方整備局 京浜河川事務所副所長 太田敏之氏
本日は、二ヶ領宿河原堰改築20年に関連した専門家からそれぞれ「二ヶ領宿河原堰、二ヶ領せせらぎ館、二ヶ領用水等」語っていただきました。今後も多摩川に関する色々な皆さんの関心のあるテーマを取り上げたいと思っています。本日はありがとうございました。



◎会場案内
◎会場入口の展示
展示されたパネルは、3月末まで二ヶ領せせらぎ館で展示しています。



主催: 国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所