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            宿河原堤の桜並木の菰(こも)巻き
                   〜宿河原堤桜保存会と宿河原町会〜

今年も宿河原堤桜保存会の手により10月24日()の午前中、二ヶ領用水両岸の宿河原取水口から緑化センターまでの4kmにある桜の全ての幹に害虫駆除の目的でムシロを巻く作業が行われた。

 60代から80代の会員約30名で行なわれた。60代ではまだまだ新米、先輩達から縄の締め方などの指導を受けていた。なお、菰取りは平成22年2月20日()を予定している。

宿河原堤桜保存会の歴史
昭和34年 宿河原堤に最初の桜の植樹を行う
昭和35年  桜の苗木127本を植樹。その後仲町仲好会のメンバーが中心に苗木を育て守る
昭和44年  植樹10周年の年、桜の名所育てた功績で神奈川県と「第12回全日本花いっぱい大会」で表彰される
昭和46年 昭和47年  害虫(アメリカシロヒトリ)の大発生で桜並木存続の危機
昭和49年  桜並木存続のために宿河原堤保存会が結成される (菰巻きの始まり)
昭和60年  第1回多麻地域文化賞を受賞する
昭和63年  建設省(現国土交通省)主催の手づくり郷土賞を受賞する
平成元年   宿河原堤保存会結成15周年を記念して桜記念碑建立する
同年     町をよくする地域社会事業賞を受賞する
平成11年  「宿河原の灯ろう流し」が始まる

平成16年

桜の戸籍「さくら台帳」を制作する
平成17年  国土交通省主催の手づくり郷土大賞を受賞する
(全国70カ所から選ばれる)